仏歴2560年6月 魚の放生、 徳分を誰かに分け与えるという事について
徳積み
今回は鮎を200匹、 鯉を6匹、放生しました。
委託された方は二度目以上の方が3人、 初めての方が2人でした。
細々ではありますが、定期的に2012年から始めて、5年目を迎える当会です。
放生会
人間の遊びの一つとして釣りがあります。
その釣りの一つに、鮎の友釣りというものがあります。
タイの仏法では、人が食べるだけでなく、 魚釣り(今回の場合ですと、おとり鮎釣り)とういう人間の遊びによって殺される運命に多いのが、この魚だそうです。
GooD Karma 良い業
徳積みは、今回の人生だけでなく、 来世にも持っていく事の出来る大切なモノです。
今回 魚を放生した事で出来た徳分は、 すぐには 目に見えるハッキリとしたか形の恩恵としてスグに届く事は、ないかもしれません。
病気の人が徐々に何年もかけて病気になるよう、徳分も徐々に蓄積されて、徐々に作用していくのだと思われます。特に現代の日本人は徳積みを意識的にしてきた訳ではないでしょうから、なお更ではないか? と思われます。
しかし、自分が積んだ徳積みは、 いずれかは、自分を守る大切ものとなります。
また、自分が得た徳分を、自分の身近な大切な人【例えば、父母】に分け与えて下さいという祈りをすれば、その対象の人に届けられるという有り難いものでもあります。